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人間関係の軋轢が苦しいときに


どこまで我慢すればいいの?

和を尊び、個性を主張しにくい教育を受けてきている日本人にとって、「和を乱すこと」をタブー視している人がほとんどです。
私自身も、和を乱すこと、人の気持ちを害することに関してとても敏感です。
そのために、誰かと意見が食い違ったときに自分を殺し、苦痛を感じたことが幾度もありました。
結果だけを言えば、 我慢をする必要はありません。
私の経験上、意思を持っている人間同士が、衝突しあうのは、道理あり、どちらか片方だけが我慢する必要はありません。
ただ、相手を必要以上に威嚇する必要もありません。
このとき、「自分だけが我慢している!」 と思いがちですが、この思考は危険です。
相手に対して攻撃的になったり、自分に対して否定的になってしまう傾向があります。

相手も自分も弱い人間です。
弱音を吐きたくなるし、愚痴を言いたくもなる。
泣きたくもなるし、怒りたくもなる。
すべて人のせいにしたくなるときもあるのです。
そう、相手だって人間、あなたへの非難が相手の感情が原因のときもあるのです。

「人に迷惑をかけたくないから」「人に嫌われたくないから」…だから、我慢する。
自分の気持ちを抑えることの抑圧が重くて、いいたいこともいえない弱い自分が嫌だったり、偽善的な自分に劣等感を感じたり…
それを続けることによって、自分自身を否定するようにだけはならないようにしましょう。

だれもが、我慢したり迷ったり、立ち直ったり、居直ったり…その繰り返しです。
人との軋轢を感じることなしに、生きていける人は皆無です。
この、苦痛から逃れたいと思う人もたくさんいるでしょう。
だからといって、誰もが感じているから、自分も我慢しなければ…と考える必要はありません。

でも、この苦痛は考え方一つで変わります。
もちろん、簡単にそう思えるようになれるものではありませんが…
苦痛は苦痛だと思っているから苦痛なのです。
人生は思っているより簡単なものであるし、軽いものであるし、楽観的なものです。
私も、まじめな性格が災いしてか、いろいろと悩んだことがあります。
悩みを多数こえて、いまだに悩むことが多々あります。
でも苦しみは、自分の気持ちしだいで長引くし、一瞬で終わったりもするのです。
嫌なことが合ったときは、気分転換をしてリラックスしましょう。
「こんなに腹が立つのにリラックスなんてできない!」と思うようなときもあるかもしれません。
それでも無理やりリラックスできる状況へもって行きましょう。
友達に愚痴をいうのもありですし、明るい話で忘れるようにするのもありでしょう。
疲れたとき。 などをご参考程度にどうぞ♪

ついでに…。
苦痛だと感じる自分を責める必要はありません。
まじめな方の中には、苦痛を忘れてリラックスできない自分にさえ、ストレスを感じる方もいます。
決してマイナスには感じないようにしましょう。
まじめな性格は当たり前ですが、決して悪いものではありません。
先ほどから、「思い込め」系の発言が多くて申し訳ないのですが…私の経験上、不幸な出来事も幸運な出来事も、どんな人にもだいたい同じ程度に降り注いでいます。
でも、誰かは幸せそうに見えて、誰かは不幸そうに見える。
その違いは、それをどう感じるか、そのストレスをいかに自然に流すか、なのです。
つまり考え方次第で、ひどく辛い人生も、楽しく満たされた人生になりうるのです。

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